映画『ぶあいそうな手紙』

アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督&脚本『ぶあいそうな手紙』も観ました。

老境で視力も衰えてきた独り暮らしの主人公。

彼の代わりに手紙を読み、的確な助言もしつつ口述筆記する若い女性。

決して説明しすぎず、どこか一筋縄では行かない人物造形が、物語に奥行きをもたらしている。

散りばめられた詩や音楽の引用も素敵で、最後の展開も意外性がある。

大人の映画でした。

熊谷悠一のブログ Yuichi Kumagai dot net

映画、音楽、本、思索など日々の記録。

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